関東に帰還してから、毎日暑くてウンザリする。
何か暑さを吹き飛ばす、激辛HOTな食い物でも無いのか……?
と思ったその時。
いいのあんじゃねえか。
相も変わらず、クッソ辛そうだが。
まあ、久々に便乗してみるか。
てことで今回はローソン限定「辛辛魚まぜそば」を、Ainowo氏に比べると辛い物が苦手? な私が食ったらどうなるかを検証した。
令和最初の、ひたすらクソ暑い夏を吹き飛ばすために――。
目次
調理中の時点でヤバい雰囲気が
開けてみると、
- 液体スープ
- 粉末スープ
- 後入れかやく
の3点が入っていた。
ここら辺は普通のカップ麺と同じか。
とワクワク? 戦慄? しつつお湯を入れて4分。
材料をとりあえず一気に入れる。
…………粉末スープ、赤すぎでは?
相変わらずというか何というか、赤い粉末がどっさり……
「辛辛魚」ブランドに恥じない、禍々しいばかりの赤。
そしてほんのりと漂う、旨そうながらも恐怖心を呼び起こす、唐辛子と魚粉が織りなす香しい香りのハーモニー。
という疑念が持ち上がる。
どう考えてもマイルドになったようには見えない。
ただまあ、ここまで来ては引き下がれない。
最後に一つ残った後入れかやくを投入し、完成。
本家には無いドライガーリックが目を引く。もしかするとコイツが味をいい感じにマイルドに仕立ててくれるのかも知れない。
まあ食うタイミングは気を付けた方が良さそうだ。明日面接とか無くて良かった~~~
実食
てなわけで。いただきます。
色々あって午前3時にカップ麺を食うという禁忌を犯す羽目になったが、お味は果たして――。
……かっら………!
いや分かり切ってたけども。
やっぱり、かなり辛い。
もちろん、旨いは旨い。本当に。
豚骨の味は本家よりも濃厚で、個人的に本家「辛辛魚」で一番好きだった魚粉の香りも楽しめる。
そこに、先程のドライガーリックが存在感を発揮する。
既存の味を壊すか壊さないかの瀬戸際で醸し出される、ドライガーリックの香りと味わい。
「魚粉×濃厚豚骨×ガーリック」。異なる強烈な個性を持つ3つの味による、ギリギリの駆け引き。
このあまりに危うい駆け引きの中で生まれる、絶妙なる三重奏。楽しめるのは、「辛辛魚まぜそば」だけ――。
と言いたいが、その三重奏をぶっ壊さんばかりに辛さが存在感を発揮する。
なるほど確かに汁に手を出せば容赦無く斬られる本家よりは、多少マイルドな感じはする。
だがこの多少なんぞ微々たる差に過ぎず、基本的にはメチャクチャ辛い。
口の中が痛い痛い。
しかしそれでいて、魚粉たちのトリオを破壊するギリギリ手前で踏みとどまっているのがまた絶妙。
悔しいが、やはり旨い。
結局のところ辛さもハーモニーに参加して、激しく狂おしくも、美味なるカルテットを奏でているのだ。
辛いけど旨い。いややっぱクッソ辛い。でも旨い。けどやっぱり……とかやってたらいつの間にか、完食していた。
正直辛すぎるからさっさと完食しちまおうとした感はあるけど
完食
とりあえず食った残骸が↑。
すげー色が恐ろしいことになっていやしないか? この赤さ、見てるだけで辛さを感じる。
ただまあ、辛さの点でも赤さの点でも、そして味の点でも「辛辛魚」ブランドの一員にふさわしい逸品なのは確か。
ビールもAinowo氏のご紹介の通り、メチャクチャ進む。いや単に辛さを紛らわせようとしただけでは
本家に無いガーリックの味わいとかもあるので、比べつつ喰らうのもアリ。
この夏、「クソ暑い」以外に思い出を作れていないそこのあなた。
「辛辛魚まぜそば」は、あなたに令和最初の夏の思い出を届けてくれるはずだ。
辛いの苦手な人にはキツイ思い出になりそうなのでやめといた方がいいと思う。割とマジで。
↑Amazonで探したら箱買いしか出ず。草不可避
※編集追記
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