今話題の退職代行サービス「EXIT」を使ってみた件

 

ぱいせん
こんばんは、ぱいせんです。

 

突然ですが。

 

私、退職しました。

 

厳密に言えば有給消化とかあるから7月中旬だけど。

 

ただ、普通に退職したワケでは無い。

退職代行業者を使い、「事実上即日で」退職した。

今回は謎多き「退職代行業者」を使うとどういう流れで話が進むのか、紹介させて頂こうと思う。

退職代行サービスEXIT

目次

⓪依頼に至るまで

 

今回私が退職代行を依頼したのは、「EXIT」という会社。

 

2017年5月にサービスをスタートしたこの会社は、以下のバナー広告で注目を集め、爆発的に知名度をアップさせた。

出典:https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/8265872137/user/article/unknown/unknown/594765609820034879/918715553b3299cc84bf2db546d7c1db/uploaded.jpg?size=1360
※この広告は現在使用されていないため、EXIT社外の別サイトより拝借致しました。

 

今年5月30日に掲載されたBLOGOSの記事によれば、月に300件ほどの依頼を扱っているとのこと。

この会社の成功を皮切りに、同様の事業を扱う会社・弁護士事務所が乱立する事態になっているそうだ。

さて本題に入るが、

退職代行業界をリードするこのEXIT社へ、私は6月26日の未明に退職の依頼をした。

前日の6月25日のこと。

異動先の「勤務先の極端な人手不足」「それによる過剰な労働時間」等々に振り回され、うんざりしていた私は、同僚の理不尽な言動からいざこざを起こしてしまった。

(それ以外の問題やいざこざの詳細は、今回語りたいテーマから外れるので省略)

その結果、フラストレーションがピークに達すると同時に、「あ、これ無理だわ」と自らの耐性の限界を感じた。

以前よりEXITをはじめとする退職代行を知っていた私は、

ぱいせん
今こそ使い時ではないか……?

 

そう思い、退職代行サービスの利用を本気で検討しはじめた。

22時過ぎの退勤後、私は迷惑を承知で3人の友人に立て続けに電話を掛けた。

彼らには本当に申し訳ないことをしたが、流石に人生の岐路。誰かの助言を得て、背中を押してもらいたかった。

3人目の↓の男から退職後の私の身の振り方について丁寧なアドバイスを頂いた私は、26日午前1時ごろに退職を決断した。

しなー
君が辞めるなら止めない。だから今はこの先の話をしよう

 

(↑本当にありがとう。感謝している。)

①依頼

その後飯を食ったりなんだかんだ怖くなったりでグダグダしつつ、午前2時半ごろ。

私はEXITのLINEに、アクセスしてみた。

言われた通り、情報を入力。

ぱいせん
流石に夜中だ……そうそう返信は来ないはず

 

とか思ってたら……

午前3時、早くも返信が来た。

ぱいせん
仕事早過ぎィ!

 

などと驚いている場合ではない。

さっさと入力せねば……すると、こんな時間に電話が。

電話の声「私、今回担当させて頂きますEXITの〇〇と申します。今回はぱいせん様の実施につきまして何点か確認させて頂きたいと思い、お電話差し上げました」

なんでも、実施に当たって不安な点等を確認してくれるみたいだ。

このタイミングで私は不安点を全て問い合わせることができた。

その回答の丁寧なこと丁寧なこと……

結果、実施に当たって心配なことの多くが解消された。

そして電話を終えた私は、必要事項の記入を再開した。

実は26日、出勤予定だった社員は私のみ(パートの人たちは普通にいたが)。この結果他の社員に迷惑が……的な話を担当の方と話した気がする

 

完成したのが↑の感じ。

投稿から2分後、以下の返答。速い。

金さえ振り込めば、退職。

その状況まで持ち込んだ。

➁振込

EXITのHPにもある通り、

正社員:5万円、パート、アルバイト:3万円

が代行費用。

今はこれより安い会社もあるらしい。

(まあ私はメディア掲載実績等の多さ等、信頼感でEXITを選んだが)

銀行は閉まってる夜中なので、クレジット支払いで実施を依頼した。

打ち合わせ完了から30~40分ほど、再度シンキングタイムを挟んだのでタイムラグが発生。

 

③浜松からの脱出

会社関係者に踏み込まれてはたまったものではないし、一旦落ち着く場所が欲しかった私は川崎の実家へ向かった。

浜松駅の始発電車の時間を調べ、それに合わせてタクシーを呼ぶ。

そして交通費削減と、新幹線の始発まで待てないほど眠かった(徹夜で連絡を取り合っていた)ので東海道線上り始発・静岡行きに乗り込む。

出典:http://livedoor.blogimg.jp/matsumoto_superazusa/imgs/e/f/efd1e39f.jpg
※画像はイメージです。借り物です。

 

さらば静岡県。さらば浜松。

くたばれクソ店舗&クソ会社。

午前7時過ぎ。終点・静岡に着いたタイミングで、親に報告(決断が夜中なので電話していなかった)。

ぱいせん
こんな早朝にすまない。会社辞めることにして、今戻る途中。今静岡まで来た

 

母「そうか。よかったよ。無事お前が戻ってきて」

異常な労働環境に関する愚痴とそれに対する恐怖は、両親に以前伝えていた。

その効果もあってか父にも母にも、「辞めてどうすんだ?」的なことは言われず、すんなり受け入れてもらえた。

本当にありがたい話だ。

親への報告を済ませると、EXITから再び連絡が入った。

④退職代行、実施へ

必要事項記入用の別紙。

 

舞台は、整った。

当初交通費をケチろうと在来線で川崎まで行こうと思ってた。

が、なるべく早く母に事情を説明すべきとの考えや、近隣の郵便局で書類を早急に出したいと思い、新幹線に乗り換える。

出勤予定時間の午前8時を過ぎ、職場からの鬼電におびえた私だったが……

出る直前に店舗関係者全員の電話、メール、LINEを着拒したのが奏功し、連絡は来なかった。

 

そして午前8時半ごろ、新幹線は無事に故郷・神奈川県の新横浜駅に到着。

その後、実家までの途中にあった横浜市内・T郵便局近くの駅で地下鉄を下車。

コンビニのコピー機で書類をプリントし、午前9時半ごろに郵便局で封筒に入れて速達で送った。

そしてその旨を報告した約30分後……

退職、成功。

午前2時半ごろLINEにアクセスしてから7時間半。

とてつもないスピード感と、それでいて丁寧な対応とで、EXITは私を地獄のような職場から解放してくれた。

本当に、本当に……ありがとうございます……!

仕事なんて辞めたけりゃさっさと辞めちまおう

てな感じで、今は仕事を辞めたきゃ7時間半(シンキングタイムとか無きゃもっと短いか?)で辞められる時代だ。

逃げるは恥だが役に立つ」とはよく言われるところだが(せっかくだしいつか見ようと思ってるが結局1話しか見てねえ)、まさにその通りだ。

確かにいきなり退職すると、「いつどこに再就職するか?」「他の奴が働いてる中こんなダラケてていいのか?」「修理業者が実家にやってきたが、ここの息子はニートだと思われてんじゃねえのか?」など、不安や戸惑いが生じることは多い。

しかし、ゴミみたいな仕事を続けていたら失われていたかも知れない健康・自分の命は、少なくとも救われる。

万が一自殺・過労死でもしようものなら、「これからどうやって稼いでくか~……」なんてことすら考えられないのだ。

そして実際仕事による苦しみから消えてしまった命が、この国にたくさんあることを忘れてはいけない。

 

だから、嫌な仕事からは、逃げるべきだ。

多少の恥や戸惑いなんて、死ぬことに比べればなんてことはない。

嫌なら辞めちまえ。

そして、生きよう。

てなわけでEXIT、本当にいいサービスです。

もしこれを見てるあなたが仕事に苦しんでいたら、是非、いや、お願いだから使って欲しい。

絶対、損はしないはずだから。

 

 

…………ってカッコ付けたけどマジでどうすっかな? これから。

まさかのプータロー生活突入っすね。

てことで、いい再就職先あったら教えて下さい。

ちなみに体験談とかHPに結構あるんで、こちらも参考に。

俺んとこにも取材来ねえかな~~

 

退職代行サービスEXIT

EXITは迅速かつ丁寧な退職代行をしてくれる、本当に素晴らしい会社です。

もし貴方が追い込まれていて、もし本当に辛いと思うなら、一度相談してみてはいかがでしょうか。

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