職場で発生した書いていいのか怪しい話を書いてみる

 

ぱいせん
こんばんは、ぱいせんです。

 

最近マジで書くことが無い。

まあ、それだけ平和ということ……なのか?

と、思ったが平和でもないこともあった。

そんな話でもしてみよう。

目次

おことわり

今から書く話はかなり危険な話だ。

当該人物が実際にこの行為を犯しており、それを私を含む関係者が警察に届け出た場合に当該人物が間違いなく逮捕される事案である。

そして、

私や同僚・上司がその証拠を見つけられなかったため有耶無耶になり、告発に失敗した事案である、

ないとは思うが、

当該人物にこの記事を発見された場合、かなり危ない。

とりあえずそういう案件なので、この記事がお蔵入りする可能性も考えつつ書き始めることとする。

要するに何が起きたか

私の勤務先の店長が、店の金を盗んでいた可能性が極めて高い。

以下のような異常な行動が、確認されている。

①店の金の点検を、店長のみが実施していた

コンビニでは、店内の金の点検が1日数度行われる。

このうちの1回は経営サイドの人間(私が勤務するような店であれば、店長・副店長を務める本部社員)が、以下の項目を実施する。

  • 全レジ・全金庫の金をチェック
  • 客から回収した公共料金の控え・経費として計上するための領収書なども確認

これを仮に「主点検」とでもしておこう。(※本当は全く違う名前だが、社名を特定されると困るので名前は変えておく)

以前の勤務先含め、この主点検なる作業は

実施する時間帯にいる社員が、誰でもいいから実施する

ものであった。(基本的に店ごとに実施する時間はだいたい固定されている)

しかし、異動してきた店では店長がその実施を独占していた。

「たまたま店長がその時間にいただけなのでは?」

と思う方もいるかも知れない。

が、異常なのはここから。

店長は休みの日でも夜中に現れてこの作業を実施していた。

何故休みの日にわざわざ? 給料もつかないのに?

何故夜中? 基本この作業は午後1時ごろ実施だ。

何というか、おかしなことだらけである。

本当に金が足りなかった

店長不在、この疑惑を知る副店長が揃った日のこと。

私は以前からいる別の副店長(私は店長の疑惑をこの人物から聞いた)と相談し、全金庫と全レジを点検することとした。

点検には先述した主点検の他に、中間点検(これまた名前は変えてあります)というのもある。

これは主にパートやアルバイトに任せるもので、各時間帯で金のズレが発生していないかを確認するものである。

私たちはこの中間点検を実施することとした。(主点検だと作成後に売上報告を店のPC経由で作成する必要がある。煩雑な上、店長に探られていることがバレる危険性がある)

すると……

20万円あるはずの金庫がすっからかんであった。

またコンビニではレジ内の金が一定を超えると警告表示が出て、その分の金を除去するよう促される。

ある操作によって除去されたその金を、仮に余剰金とする。

余剰金は主点検後に当日分が、その日一番遅くまで働く社員の退勤時に翌日分の一部が、本部へ銀行経由で送金される。(当日分で送金するのは、前日に送金された金の残り)

が、そもそも主点検の実施が不明瞭なこの店ではどのように管理されているかも曖昧であった。

そして未送金の余剰金を確認したが、

30~40万円は最低でも足りなかった。

この時点で、この店の金に何らかの異常があることはほぼ確実となった。

③バイトの証言

もうこれは身も蓋も無い話なのだが、以下の証言をバイトから得た。

店長に遊びに連れていかれ、奢ってもらった。が、その時財布の中に余剰金を入れる袋の中に入った金を見てしまった」

余剰金はレジから除去されたのち、専用の金庫に送金まで置かれる。金庫にしまう前に、「余剰金除去の際にレジから出る明細」を一緒にした上で該当する余剰金を専用の袋にあらかじめ入れておく。金を剥きだしで入れるワケにもいくまい……

要するに送金までの間、その都度抜かれた余剰金は透明な袋に入っている。

その送金前の余剰金にしか見えないシロモノが財布の中に入っていたのだ。

もうなんか、身も蓋も無さ過ぎて何も言いたくなくなる。

告発を試みるも……

別の副店長の証言や、実際に確認した事柄から何らかの形で告発することは副店長間で合意した。

が、そこは会社組織。

年齢が近いとは言え、「店長―副店長」という職務上の上下関係は存在する。下手にやってしくじったらかなり厄介だ。

明らかに確たる証拠が見つかるまで告発は待とう。

ということとなり、しばらく動きはなかった。

そんなある日のことだった。

私の店を管理する営業所(これも仮名である)の会計担当者から、以下のようなメールが送られていた。

  • 主点検から送金までの時間が長すぎるケースが散見される(マニュアル上15分以内。半日ほど送金されていなかったらしい)
  • 2日連続で、送金されるべき金額と実際の送金額が合わない

この件はかなり重大に見られていたらしく、上司にも報告がいっていた。

こうした事態が発生したのは言うまでもなく店長の異常行動が原因だ。

この件を受け、別の副店長から上司に

最近、お金に関する異常事態が頻発しています。なぜか僕らはお金の点検に関われず、店長が全てをチェックしています。時間がある時に、お金の点検をお願いしてよろしいでしょうか?

的な依頼がなされた。

我々の上司に当たる経営相談員は、店の金を監査できる権限を持つ。

そうすれば何らかの異常が発見されるはず。問題を明るみにする大チャンスだ。

だが……上司は「店長のいい加減な仕事が招いた事故」と判断し、「店長が金を盗んでいる」可能性を想定しなかったのだろう。(店長はいい加減な社員で有名である)

容疑者である店長に、監査の実施日時を通告してしまったのだ。

その日を境に、全ての金は正常化。

他の直営店同様、全社員に主点検の権限と義務が与えられた。

また、それまで実施されていなかったパートによる中間点検も徹底されるようになった。(悪い冗談にしか聞こえないが、店長主導で実施された)

一応店の金は正常化された。

しかし店長が本当に窃盗を犯していたとして、その罪を告発する機会は永遠に失われた。

おわりに

なかなかにヤバい話では無かろうか?

店長は支社長との面談を終え、今月中にも昇格すると言われている。

果たして窃盗を犯していた可能性のある人間を、本部の経営相談員としてフランチャイズ店に派遣していいのだろうか?

(ちなみに店長はこの他にも遅刻の常習犯だったり、忙しい中サボってパチ屋に行ってたり、上司に平気で虚偽の報告をしたりするかなりサイコな人物である)

仮に金を盗んでいて、それを正常化したのであればどのような手段を使ったのか?

疑問は尽きないが、まあ終わったことだ。もう証拠の出ようも無いし、これっきり忘れよう。

私はこの事件を書くことで犯罪行為が見過ごされる、この社会や勤務先に納得がいかないことの鬱憤を晴らしたかったのかも知れない。あと書くネタが無かった

言いたいことがあるとするなら、一つか。

私の会社は、恐らく犯罪者を野放しにしております。

以上。

多分お蔵入りだろうが、まあそれならそれで構わない。てかその方がいいまである。

とりあえず、多少スッキリしたかも知れない。

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