【書評No.2:学びを結果に変えるアウトプット大全】アウトプットの大切さを語った本が良著すぎた件【レビュー】

 

しなー
どうも、しなーです!

 

アウトプットって、皆さんされてます?

これだとあまりに漠然とした聞き方なので、なんとも答えにくいかもしれませんが、具体的には

  • 本を読んだ感想をTwitterなどに上げる
  • ブログを書いてる
  • YouTubeに動画を上げてる
  • ツイキャスなどで情報を発信してる

等々の、人に情報を発信する行為を皆さんはされてますでしょうか?

多分ですけど、このブログを読んでくれているような勤勉な皆様でも、アウトプットなるものが出来てる人って殆どいないんじゃないっすかね?

日々忙しいですし、そもそもアウトプットする機会もないですしね。

でも、

「アウトプットって必要無いと思いますか?」

っていう質問をしたら皆様はどう答えますか?

多分99%以上の方は、

 

 

こんな反応をしてくれるに違いありません。

さて、そんな皆様に対して僕が今回紹介したいのはこちらの良著。

樺沢 紫苑さん著の「学びを結果に変えるアウトプット大全」になります。どん!

「重要だと思うけど、時間が無くてついつい出来てないアウトプット」が楽しくなる本ですので、少し詳しく説明していこうと思います。

目次

始めに:学びを結果に変えるアウトプット大全とはどんな本か

忙しくてアウトプットする時間が取れない方にお勧めの一冊

日々の仕事や勉強が忙しくてアウトプットしている時間がない!

って方いないでしょうか。

まさに僕のことなんですが、社会人って結構時間が取りにくいですよね……。

大学生も、社会人になった今からすれば無限に時間があるように思えますが、当事者たちにとっては講義にサークルに……と案外忙しいもの。

なので講義を受けたり仕事で必要な勉強をしたりしてインプットは出来ても、結局アウトプットは出来ず……という状況は多々生まれるかと思います。

ただ、この本を読めばその考えは多少なりとも変化します。

そんな時間が無くてアウトプットをしている余裕なんてない!って人にこそこの本は読んで欲しいですね。

力不足に悩む社会人、成長したい大学生が読むのに最適

「仕事で結果が出ない……」

とか

「本とかを読んで勉強はしているのに、どうも成長してる気がしない……」

なんて悩みを持ってる方は結構多いのではないでしょうか?

しっかり勉強しているのに、それが表れてこない。もしくは表れるのが非常に遅い、なんて思ってるそこの貴方にこの本は本当にオススメです。

「もしかして自分はこれが足りないんじゃ……?」

ということを、結構的確にしてきしてくれています。

成長に悩むそこの貴方にオススメ。

逆に:アウトプットが得意な人には向いてないかも

この本はアウトプットの大切さと、アウトプットの概念、簡単なやり方を見開き一ページぐらいで80個纏めてみた!

という、いわば2chまとめブログ的な物になります(かなり語弊はあるけど)

なので自分が知らない、もしくは役に立つと思うページをしっかり読み込んで、あとは斜め読みで飛ばす!という読み方が非常にオススメなので、

アウトプットの手法に自信があり、その手法をより深めたいと思う方にはオススメできません。

あくまで初心者がアウトプットの大切さを学ぶために最高の本なので、上級者は違う本を読みましょう。

ちなみに

著者はこの人。

めっちゃ人が良さそうなおっさんじゃないっすか。

樺沢 紫苑さんといって、精神科医をやられてるそう。

聲の形を泣ける映画にランクインさせてた辺り、この人好きだわ。

アウトプット大全が述べていることをさらっと紹介

インプットはアウトプットがあって初めて活きる

「ここ数年で読んだ本の中身を、何も見ずに紹介してください」

そう言われて、貴方はとっさに説明できます?

ぶっちゃけ僕は物によります。

では今度は

「誰かに何かを教えたことはありますか?あるならその内容を教えてください」

と言われたらどうでしょう?

僕は出来ますね。恐らく皆さんもでは?

さて、それは何故でしょう。

この本ではそれを「アウトプットをした量の違い」だと解説しています。

確かに、何回も繰り返し使っているものって、ちゃんと覚えますよね。

例えばですけど、自分の電話番号とか住所を思い返してみてください。

多分みんなすらっと答えられると思います。

何故なら、住所とか電話番号って何回も何回も人生で繰り返し記入(アウトプット)してきたからです。

逆に、3日前に読んだ雑誌の記事とか、スマホで見た纏め記事の内容とかを思い出そうとすると全く思い出せないですよね?

それはアウトプットを一切していないからなのです。

インプットだけで覚えられるならいいですが、アウトプットすることでよりインプットが定着しやすくなる……。そのことをこの本では詳しくデータを使って述べてくれています。

インプット3割、アウトプット7割が丁度いい

試験勉強とか、資格試験の勉強ってどうされてます?

教科書・参考書を読み込むことに全身全霊をかけていますか?それとも問題集を徹底的に解きまくるでしょうか?

その最適な比率について、この本では3:7が丁度いいと述べています。

確かに教科書を読み解くことも大切ですが、なんだかんだ最終的には

  • 「問題をどれだけ解いたか」
  • 「頭の中にある教科書の知識をどれだけ白紙にぶつけたか」

が合格・不合格を分ける分水嶺といっても過言じゃありません。

3:7はインプットが一見すくないかな?と思うかもですが、自分の受験勉強なんかを思い出すと、比率的には確かにそれぐらいになってたかもしれない。

個人的にこの本で見つけた学び3点

本や講義等のインプットから「気づき」を三つだけ持ち帰る

本などを読む際、今までは結構漠然と読んでいました。

「へーこれ面白い」

とか

「これ知らなかったなー」

なんてことは良くありますが、それを今覚えているかというと、ぶっちゃけ覚えてないです。

でもそれは非常にもったいないので、「3つでいいから持ち帰りましょう」とこの本は提唱しています。

ポイントは3つだけでいいことと、必ず持ち帰ることです。

大量にあればいいというものでもなく、しかし持ち帰る(メモ等に残す)ことを徹底します。

大量に持ち帰る必要はありません。

特に気になった3つを、メモに残すなりして自分で後で復習できるようにするのです。

そしてその3つの気づきを「To doリスト」に落とし込むことで「学び」になる

その上でTo doリストを作ることをこの本では何より奨励しています。

例えば僕がこの本で得ることの出来た大きな気づきは以下の3点になります。

  • 本や講義などで持ち帰るべき気づきは3つである
  • その3つからTo doリストを作ることで具体的に成長につながる
  • アウトライン等の構成の作成にはノート等を使用したアウトプットが効率いい

つまりは

「気づき→to doに落とし込む」ことが学びにつながり、その学びをアウトプットするにはノートにまとめるという原始的な方法がやっぱり一番効率が良い

と気が付くことが出来たのです。

ただ、気が付いただけでは全く意味がありません。

それをTo doリストに落とし込んで実際に行動に移すことで成長できる(分からなかったこと等を消せる)という訳なのです。

それを元に作ったTo doリストがこちら。

  • 本や講義で学ぶ際には必ずノートを付け、気づきとto doを作成する
  • 自分で建てた目標を、ホワイトボードに落とし込んで見える化する
  • ブログや小説を書く際にはまずアウトラインをしっかり構成する

実際に今回、このブログをかく際にはしっかりとアウトラインを建ててから書いてみました。

左が構成を雑に書いたもの、右がある程度の清書

むしろ今までそうしてなかったのかよ……って感じですが、実際にやってみたところ結構びっくり。

筆が止まってスマホをつい見てしまい、ダラダラ書いてしまう……。みたいなことが無くなりました。

お蔭でこの記事も今までにない速度で書き上げることができたという(笑)

ちなみにホワイトボードも作りましたよ(笑)

アウトライン等、構成を作るときはノートを使ったアウトプットがかなり役立つ

今回のブログの記事もこんな関じでクッソ適当ですが、紙に落とし込んでから作ってみました。

そうしたら執筆速度の速いこと速いこと。

今までは

しなー
あ、ここまで書いたけど、この前に一つ入れればもっといいんじゃ?

 

みたいなことを書きながらやってたので、正直めっちゃ時間かかってたんですよ。

僕のブログは文字数多いので特にね。10時間以上1つの記事にかけてることもざらです。

でも今回アウトライン作ってみたらさ。

2時間ぐらいで終わったよね、1記事。

今までしてきたことの非効率さに気が付いた僕

うわぁぁぁぁぁ……!ってなりましたね。何ともまぁ無駄な時間を……。

個人的な意見ですけど、アウトプットが苦手な人ってアウトライン(全体感)を考えるのが凄い苦手な人が多いので、

アウトラインをアウトプットによってしっかり定めてから作業をすることを徹底するだけでも人生の効率良くなりそう。

この本を読んで学んだ、今日からできるアウトプット術3選

学んだことはノートに落とし込んでみる

まずはこれ。

なんだかんだ、ノートに考えや学んだことなどを落とし込むのって非常に効率が良い気がします。

何故なら後から見返して、それを元にさらなるアウトプットを作ることが出来るからです。

このブログも、今回紙に落としてからデジタルで再作成してみました。

するとどうでしょう。その作業効率は倍なんてもんじゃなくなりました。

本を読んだりしたときに感じたことって、正直その場限りで、何かにメモでもしておかなければ絶対に思い出すことはありません。

ちょっと前に読んだ本の大事な所を思い出そうとしても正確に答えられる人って正直殆どいないと思います。

でもノートに落とし込んでおけば「あ、ここを読み返せばいいんだ!」ってなれる訳です。

この違いは、大きいと思いますね。

ノートは一冊にまとめてみる

今後僕は、勉強に関するノートは全て一冊にまとめてみようと思っています。

著者も述べていたんですが、なんだかんだ僕が物事を思い出すときって「日付」を元に思い出しているように思うんですよね。

しなー
三日前ぐらいにやったやつだから多分ここら辺にあるはず……。

 

みたいな感覚で物探しをすることが非常に多いです。

なので教科ごとにノートを分けなきゃダメだった学生時代とは異なり、一冊のノートに大事なのは全部まとめて、日付を元に何度も見返せるようにしていこうと思っています。

参考にどうぞ。

アウトラインの構成は紙に落とし込む

さっきも言った通り、多分アウトラインとかの構成作るの上手い人ってアウトプット上手いんですよ。

アウトラインはつまり

最初

中身

最後

までを作ることだと思うんですけど、僕ってこれがすっごい苦手なんですよね

段取りが苦手というかなんというか。だから仕事もミス多いんだけどさ。

なので今後練習として、何かを執筆するとか構成するって際は

紙にしっかり落とし込んでイメージを作ってから着手する

ってだけでもアウトプットの力はメリメリ付けれられる気がする。

おまけ:この著者の他の書籍

これとかベストセラーになったらしい。

今回のアウトプット大全では語り尽くされてない、「本の読み方」を詳しく解説されてるみたいなので、今度読んでみようかしら。

読んだことあるぜ!って人は是非感想もとむ。

他にもこんなのあるらしいです。

まとめ:学びを結果に変えるアウトプット大全はかなりの名著である

アウトプットっていうのはなんとなく大切だと思っていても、 時間がかかると思ってないがしろにしてしまう分野の一つです。

この本はその意識を変えてくれるのに十二分な語りかけを持っているので、

アウトプットが出来てない……!

って人は一度手に取ってみるといいのではないでしょうか?

学びを結果に変えるアウトプット大全、名著だったので是非読んでください!

さて、それでは今回はこの辺りで失礼をば!

 

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